kutsulabの靴を作る工場

kutsulabの靴は世界でもトップクラスの品質と確かな技術を持つ、創業約80年の歴史がある宮城興業株式会社の日本工場で生産されています。 日本人が革靴を履き始めたのは、西洋の影響が生まれてきた幕末前後の時期と言われています。 その後、戦争が始まるとともに、軍事用としての革靴が作られるようになりました。 宮城興業株式会社は、その軍事用の靴の製作を起源とし、終戦を期にフォーマルなビジネス用革靴生産に切り替えた後も、黙々と真面目に靴を作り続ける老舗の工場で、現在では日本を代表する革靴のメーカーとして、知る人ぞ知る存在となってます。

本当に良いものを適正価格で

日本製の1番の魅力は品質です。

日本人特有の器用さ、真面目で丁寧な仕上げ方、職人としてのプライドからくる最高の品質は、欧州の一流ブランドと比較しても、決して勝るとも劣らないものです。

kutsulabの靴は、この工場のみで製作しているため、世界でもトップクラスの品質の靴を提供しています。

また、工場と直接契約をすることで、中間業者を介さずにお客様に届ける仕組みを確立し、中間業者へのマージンを省くことで、本当にいいものを、適正な値段で提供することを可能にしています。

手作りにこだわる理由

安価な労働単価の国による大量生産が主流となっている現在、国内で高品質な製品をこだわりを持って作る工場は本当に希少なものとなっています。私たちはこのような生産者がこだわった、本当にいい靴をお客様の手元に届けたいと考えています。 kutsulabの靴が採用している製法の製造工程は、機械による効率化をするのが難しい工程が多く、現在もほぼ9割方は手作りで行なっています。

革は一枚一枚、傷や品質などを確認し、切る場所を目で確認しながら切り出します。切り出したパーツは、1つずつ丁寧にミシンで縫い合わせ、縫い合わせた靴のパーツは、片足ずつプラスチックの木型に釣り込んで、靴の形をつけていきます。底の整形も、サイズによって大きさ形が変わりますので、一足ずつ削って形を整えます。

このような工程を経るため、1足作るのにかかる時間は、およそ 3ヶ月。よく売られている千円単位の安価な靴と比べると、人の手も、時間もおよそ何十倍、何百倍になるほどの手間をかけて作られています。

なぜそこまでして、コストをかけて作るのか。それは、その方法でしか、履き心地に優れ、丈夫で、修理しやすく、ユーザーの足に馴染む靴を作ることができないからです。

この作り方でしか生まれない、大事な付加価値があり、その価値が靴を履き続けるということにとって大きな要素であると考えているため、 kutsulabではこの製法の靴を提供しています。